精神疾患患者への運転免許の制限

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現在の道路交通法は平成25年6月14日に公布され、平成26年6月より施行されています。
統合失調症・てんかん・そううつ病(そう病、うつ病を含む)など病名を特定し、患者の自動車運転をさらに制限する改正道路交通法が施行されました。
ここでは運転免許申請・更新時に記載を義務づけられた症状に係わる質問票について書こうと思います。
質問票の内容は5つ
①過去5年以内において、病気(病気の治療に伴う症状を含みます。)を原因として、又は原因が明らかでないが、意識を失ったことがある。
②過去5年以内において、病気を原因として、身体の全部又は一部が、一時的に思い通りに動かせなくなったことがある。
③過去5年以内において、十分な睡眠時間を取っているにもかかわらず、日中、活動している最中に眠り込んでしまった回数が週3回以上となったことがある。
④過去1年以内において、次のいずれかに該当したことがある。
 ・飲酒を繰り返し、絶えず体にアルコールが入っている状態を3日以上続けたことが3回以上ある。
 ・病気の治療のため、医師から飲酒をやめるよう助言を受けているにもかかわらず、飲酒をしたことが3回以上ある。
⑤病気を理由として、医師から、運転免許の取得又は運転を控えるよう助言を受けている

以上だが
大体の人は当てはまらないのではないだろうか?
しかし神奈川県のホームページでは
以下の病気は、医学的な判断結果の証明が必要になる場合があります。
統合失調症、うつ病等の精神的な病気等
てんかん
不整脈、ペースメーカーや植込み型除細動器等を植込んでいる。その他意識消失を伴うもの
低血糖(糖尿病で意識消失を伴うもの)
重度の眠気の症状を呈する睡眠障害
認知症
脳出血、脳梗塞、くも膜下出血等脳に関する病気
アルコール依存症、薬物中毒症
筋力、神経系の症状を呈する筋ジストロフィー、パーキンソン病
その他運転に支障のあるもの
※ 病状等によっては、道路交通の安全の確保の点から、免許を取得できない場合があります。

※ 免許を取得しようとお考えの方で、上記のような適性相談の対象となる方は、免許申請や指定自動車教習所への手続を行う前に、まずご相談いただくことをお勧めします。
とある。
この文章は質問票には記載されていない
ここで質問票と県警のガイドラインとの間に差異が生じている。
質問票には
「以下の病気は、医学的な判断結果の証明が必要になる場合があります。
統合失調症、うつ病等の精神的な病気等」
等の記載がないのだ。
周囲の人に聞いてみるとほとんどの人は主治医にこう言われてるのだ。
「あなたの病気はそれほど重くはないから申請しなくても問題なし」

何か日本の精神科医と警察の間に温度差を感じる。
精神疾患患者の申請が必要ならば質問票に記載すれば良いだけなのにそれが書いていない
確かに精神疾患患者の交通事故は最近、よくニュースなどで良く目にする。

日本精神神経学会の患者の自動車運転に関する精神科医のためのガイドラインにはこう書いてある
平成25年の道路交通法および同施行令の改正、および自動車運転死傷行為処罰法の成立
に反対してきた歴史を持つ。
① これらの法が、病名を特定して患者の自動車運転を制限し、あるいは過失による
事故に通常人よりも重い罪を課すことを認める差別法であること
② こうした規定には医学的根拠がなく、特定の疾患を持つ人が一般人よりも事故を
起こしやすいというデータはないこと(むしろ警察庁の資料では精神疾患を原因と
した事故の率は著しく低い)、患者の社会生活や通院、職業選択に不当な制限を加
えるものであること
③ 治療関係にも悪影響を及ぼすこと などが反対の根拠であった。
にもかかわらず法は成立し施工されてぃる
この状況は患者としてはどう捉えれば良いのかはっきり言ってわからない。
「持病を申請するべきか…しかし主治医は問題なしと言う」
質問票の文章をそのまま受けると全て「いいえ」にチェックが入るのではなかろうか?
それで
「虚偽の記載をして提出した方は、1年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処せられます。」
と言われても患者は困るのだ。
皆さんはどう思われますか?

夢占いしましょう♪

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